脇のブツブツは自己処理の失敗？原因と対処法を解説

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脇の脱毛は、自己処理で行なっていますか？もしそうなら、脇がブツブツになってしまった原因は、間違った自己処理によるものかもしれません。実は、カミソリや毛抜きなど毛を処理する脱毛方法は、角質をはがしとってしまうため、肌にとって大きな負担となります。刺激の強い脱毛方法を続けていると、脇がブツブツになり、傷んだ毛穴が閉じることで毛が中に埋もれてしまうことも……。そこで今回は、脇のブツブツの原因、8つの対処法、おすすめアイテムまでたっぷりお届けします。

脇のブツブツの原因は、主に2種類あります。1つは、脇の毛穴が詰まってしまうこと。もう1つは、間違った脇の自己処理によるものです。今後の対処法を知るためにも、思い当たる原因はないか確認してみてください。

脇は、毛穴が詰まりやすい部位。毛穴の数が多く、汗や皮脂の分泌が盛んで、通気性も悪いからです。そのため、普段から脇を清潔に保っていないと、すぐに古い角質や皮脂が毛穴に詰まってブツブツの原因となってしまいます。

脇のブツブツの原因でもっとも大きいのが、自己処理の失敗です。脇の間違った自己処理後に起こりやすい3つのトラブルをみてみましょう。

毛穴の中に埋もれてしまった毛を、埋没毛といいます。埋没毛は、無理やり毛抜きで毛を抜いたり、カミソリの刺激が加わったりすることで、弱った毛穴に細菌が侵入して起こるトラブルです。

細菌が侵入した毛穴は炎症を起こして化膿。肌の生まれ変わりであるターンオーバーが乱れ、毛穴が閉じてしまいます。その中で毛が成長すると、皮ふの下を這うように伸びて、通常の処理が難しい状態となってしまうのです。

脇トラブルの中でも多くみられるのが、毛嚢炎（もうのうえん）です。毛嚢炎は、傷ついた毛穴からブドウ球菌という細菌が入り込み、炎症を起こした赤いニキビのような状態。

厄介なことに、侵入したブドウ球菌が治療薬に対して強い耐性を持っている場合、なかなか完治しづらいこともあります。

脇にできた小さな腫瘍である粉瘤（ふんりゅう）も、ブツブツ毛穴の原因の1つです。別名「アテローム」とも呼ばれる粉瘤は、古い角質が剥がれ落ちずに毛穴の中に溜まってしまった状態。白い膿のようになったり、時には赤く腫れ上がったりします。主な原因を見てみましょう。

これらは全て、肌が新しい皮ふに生まれ変わるターンオーバーを乱す原因となります。まずは、普段の脇のケアや自己処理について見直してみることが大切でしょう。

脇にブツブツができてしまった場合、無理に潰してしまったりしていませんか？正しいケアをしないと、脇のブツブツはもっと悪化してしまうことも……。そこで、正しい対処法を8つお伝えします。

脇は、脂肪や汗が多く分泌され、特に汚れがたまりやすい部位です。普段から脇を清潔に保つため、こまめに濡れたハンカチやウェットティッシュなどでやさしく拭き取るようにしましょう。

脇汗がひどい人は、汗取りパッドや通気性のドライインナーなどで、脇汗対策をしてみましょう。汗取りパッドは、脇に入れたパッドが汗を吸収、細菌が繁殖しやすい状態を防ぎます。

ドライインナーは、汗をすぐに吸収・蒸発させるため、一日中涼しく過ごすことができますよ。

制汗剤は、汗・ニオイ対策にはとても有効なのですが、種類によっては毛穴のトラブルを引き起こしてしまうものもあります。

例えば、パウダーが配合されているタイプ。汗対策には良いのですが、使いすぎるとパウダーが汗腺をふさいでしまうことも……。また、メントールタイプは、皮ふにとって刺激が強い場合もあります。

配合成分や使用量、使用頻度にも注意しながら制汗剤を上手に利用できるとよいですね。

脇の下の皮ふは、非常に薄くてデリケート。そのため、体を洗う時に硬いナイロンタオルでごしごし脇を洗ったり、汗をかいた時に強く拭き取ったりといった何気ない動作でもダメージを受けてしまいます。

皮ふはダメージを受けると、細菌が入り込みやすくなり、ブツブツや黒ずみの原因になります。脇はできるだけ刺激しないように優しくケアしましょう。

肌の免疫力が下がると、細菌や刺激に対しての防衛機能が低下します。免疫力をあげるためには、抗酸化作用のある食材を取り入れ、質の良い睡眠をとることが大切です。

肌の免疫力を下げる原因の1つに、「酸化」があります。酸化は、体を錆びさせて、病気や老化、免疫力の低下を招くものです。そこで、抗酸化作用を持った成分を含む食材を取り入れるように心がけてみてください

ぜひ、取り入れやすい食材から挑戦してみましょう。

質の良い睡眠をとるためには、眠り始めてから90分間が大切。この時間帯に深く眠ることで、免疫力アップに関わる「成長ホルモン」が大量に分泌されるからです。

眠り始めの90分間を熟睡するために、眠る90分前に入浴して体温を上げておくという方法があります。これは、「人は体温が急激に下がると眠くなる」という性質を利用したものです。

また、朝や日中にしっかりと太陽の光を浴びることもポイント。そうすることで、夜に眠りを促すメラトニンの原料「セロトニン」の分泌を増やすことができます。

できれば、睡眠時間は6時間〜8時間は確保するのが理想ですね。

脇の角質を取り除くピーリングをしたいなら、家でも手軽にできる重曹パックがあります。重曹には、古い角質や皮脂を取り除く効果があると言われていますね。スーパーやドラッグストアでも手に入ります。

方法は、重曹と3倍量の水を混ぜて脇をくるくるマッサージしてから洗い流すだけ。ただし、この方法は肌への刺激が強く逆効果になってしまうことも……。

普段、脇が良い状態の時に予防程度に行うと良いでしょう。また、重曹パックは手作りのため、使用は自己責任。万が一トラブルが起きた時には、早めに皮ふ科などを受診するようにしてくださいね。

きれいな肌に共通しているのは、肌の生まれ変わりのサイクルであるターンオーバーが正常だということです。

肌のターンオーバーは、1サイクルおよそ28日〜56日です。これは、年齢や個人差で大きく変わります。自分のターンオーバーの目安を知りたいなら、自分の年齢に1.5〜2の数字をかけてみてください。

ターンオーバーの周期は、生活習慣によっても大きく乱れます。大切なことは、質の良い睡眠・バランスの取れた食事・適度な運動の3つに注意して生活することです。

ターンオーバーとは、肌の新陳代謝を意味します。そのため、新陳代謝を上げる食材を摂取することもターンオーバーを促すのに効果的です。新陳代謝を上げる食材には、以下のようなものがあります。

緑茶は、肌を美しく保ち、老化から防いでくれるポリフェノールが豊富に含まれています。また、肉は筋肉の元となるタンパク質からできているため、新陳代謝アップに欠かせませんね。にんにくは、滋養強壮にも効果的で、疲労回復のビタミンB群が豊富に含まれています。

ナッツ類やまいたけ、納豆、うなぎなどもビタミンB群が豊富なので、疲労を回復し体の代謝を上げる食材といわれています。

脇のブツブツの大きな原因となるのが、間違った自己処理です。なかなかブツブツが改善しない場合、脱毛サロンや脱毛クリニックで脱毛をするのが非常に有効な対処方法となります。

脱毛サロンや脱毛クリニックを利用すると、こんなメリットがあります。

脱毛サロンや脱毛クリニックには、専門の知識を持ったプロがいて、専用の機械で高い脱毛効果を得られます。特に、処理をする回数が大幅に減るという点が一番のメリットといえるでしょう。アフターケアもしっかり行ってくれるのも安心です。

脱毛サロンや脱毛クリニックは、自己処理よりも費用がかかります。具体的な料金の相場は以下のとおりです。

脱毛サロンは、出力の弱い機械で脱毛し、脱毛クリニックは医療機関なので高い出力の機械で脱毛します。当然、出力が高い方が脱毛効果も高いため、脱毛クリニックの方が料金は高くなります。

ただし、脱毛クリニックに通う回数は、脱毛サロンよりも少なくて済みます。料金や通う回数などを比較しながら、検討してみましょう。少ない回数でも、確実に自己処理を続けるのに比べてケアが楽になるはずです

脱毛サロンや脱毛クリニックに行くのに抵抗がある方は、市販のクリームを利用する方法もあります。傷んだ肌を守るために、ニベアやオロナインなどのクリームで保湿しても良いのですが、脇のブツブツに特化した効果的なクリームを使用するとより効果的です。

ストレミラインは、ムダ毛を処理した後に起こる毛穴トラブルに特化した薬用美白ジェルです。美白成分として水溶性プラセンタエキスを配合。埋没毛の原因となる閉じた毛穴を柔らかく整え、同時にメラニンの生成を抑えて黒ずみを防ぎます。

定期コースなら、30日間の返金保証&初回64%オフの特典もついているので、まずは定期コースで1ヶ月試してみてはいかがでしょうか。

ピューレパールは、脇の美白効果に特化したジェルです。グリチルリチン酸ジカリウムがバリア機能の低下した肌を整え、水溶性プラセンタが脇の黒ずみやくすみを抑えます。また、トリプルセラミドなど3種類の保湿成分でダメージに負けない肌に導きます。

アットベリーは、脇の黒ずみを強力な保湿効果で改善してくれる保湿&美白ジェルです。あえて成分の大きさを変えることで、内部から表面までサンドするように保湿。6種類の保湿成分で、肌を乾燥やダメージから守り、ツルツルの肌に整えます。

ツルワキ姫は、塗るだけで脇のブツブツや黒ずみを美しいツルツル肌に見せてくれる化粧品です。肌のデコボコをマイクロパウダーが埋めてくれるので、ツルンとした肌を演出します。さらに、拡散パウダーで光を取り込んで肌を明るく見せ、くすみを飛ばしてくれる優れもの。

カラーもナチュラルなベージュなので、メイクアップ効果も期待できますね

ケアノキュアは、第二類医薬品に分類されるブツブツ肌の治療薬です。抗炎症成分やかゆみを抑える抗ヒスタミン成分、殺菌成分や新陳代謝を助けるビタミンEを配合。間違った自己処理によって、黒ずんでブツブツになった肌を有効成分が改善します。

また、ブツブツ肌だけでなく、かゆみにも効果的です。急な肌トラブルの時、薬局ですぐに手に入るので安心できますね。

メンソレータム　ワキレ　ホワイトは、脇の黒ずみ対策ジェル。ロート製薬が皮ふ用薬開発で培った技術をもとに作られているため、信頼できる商品です。高浸透ビタミンC誘導体が、角質層に浸透して脇にうるおいを与えます。さらに、埋没毛の原因である閉じた毛穴は、クエン酸が柔らかくほぐします。

べたつかないジェルタイプなので、暑い夏でも気にせず使える点も良いですね！

脇にできるブツブツの中には、時に病気が隠れていることもあります。どんな病気があるのかチェックして、皮ふ科を受診するかどうかの判断目安にしてみてください。

脂肪腫は、皮ふが柔らかい部分にできやすい良性腫瘍の一種で、皮ふがやわらかい脇にもできる場合があります。脇のブツブツと違う点は、だんだんと大きくなっていくことです。

脂肪腫は、ほとんど痛みを伴わないのが特徴です。脂肪細胞が増えてシコリになったものは、治療をしないと大きくなってしまう場合が多く、中には10cm以上にまでなってしまうものもあります。

だんだんと大きくなっていくブツブツに気づいたら、脂肪腫の可能性があります。念のため皮ふ科を受診するようにしてください。

帯状疱疹とは、小さいころに発症した水ぼうそうのウイルスが原因の病気で、脇に症状が出ることもあります。脇のブツブツと違う点は、脇以外の部分にも症状がみられる点、そして真ん中がくぼんた水ぶくれであるという点です。

痛みを伴った赤いブツブツが体の左右どちらかに広がるのが特徴。通常は、数日から10日程度、神経痛に似た痛みを感じます。

帯状疱疹は、免疫力が低下した際に起こるので、普段から規則正しい生活を心がけましょう。また、帯状疱疹の症状が出た場合には、皮ふ科を受診してください。

脇が黒ずんでいたり、肌がブツブツしていると、本当に気になりますよね。脇のブツブツは、間違った自己処理によるものがほとんどです。

まずは、日頃から生活習慣に気をつけて、肌を清潔にし、しっかり保湿をして過ごしましょう。それでも改善しないなら、脱毛サロンやクリニックで効果的に処理してもらうことをおすすめします。

ぜひ、今年も夏に向けてブツブツのないきれいな脇を目指してみてくださいね！